東方の三賢者・第七回







ここは、OBの集う薔薇の館・・・。


蓉子「ごきげんよう、聖」
聖「ごきげんよう、蓉子。江利子はまだか〜、二人きりだね」
蓉子「!?・・・・・(赤面」
聖「うん、つかみはオッケー」
蓉子「・・・漫才やってるんじゃないだから・・・」

聖「漫才、といえばボケとツッコミだけどさ。私とあなただったらどっちがどうなるんだろうね」
蓉子「・・・それ、マジメに聞いてるの?(含み笑い」
聖「むっ・・失礼だなあ。まあ私がボケなのかはともかく。蓉子はツッコミ属性なのは間違いないし」
蓉子「その場合江利子は、どうなるのかしらね」
聖「うーん・・・」
蓉子「うーん・・・」
聖「でもさあ、二極というか二つにわけて称されるものは多いよね、受けと攻め、とか」
蓉子「な、なによそれ、はしたないわね」
聖「別に。広義に会話の掛け合いなんかにもあてはめられると思うけど。何を想像してるのよ」
蓉子「うっ」
聖「何を想像なさってるんでしゅかー、攻めと見せつつ実は攻められると弱い蓉子ちゃん?」
蓉子「だ、誰がネコでタチですって!・・・・・はっ!?」
聖「蓉子、そんなことまで言ってないから・・・・」
蓉子(赤面)
がちゃ。
江利子「は〜いお二人さん、下まで聞こえていたわよ、おアツイわねえ♪」
蓉子「・・・・江利子」
江利子「え?なによ、二人とも私の顔をじっと見て。山辺さんのキスマークでもついてる?なんてね」
聖「・・・・・ヨゴレだ」
蓉子「・・・・ヨゴレね」
聖&蓉子「「決定」」
江利子「な、なによなによ、何なのよ!」

江利子「あー。でも、考えてみれば三人グループとか、三人でくくれるもの多いわよね」
蓉子「なに、いきなり」
江利子「ほら、アニみて予告でもあったじゃない、祐巳ちゃん由乃ちゃん志摩子の三薔薇娘〜♪、あんな感じで」
聖「蓉子→敦江、江利子→照江、私→花江、みたいな?」
蓉子「そのまんまかしまし娘じゃないの」
江利子「その選定の理由は?」
聖「自分のおでこに聞きなさいよ」
江利子「ギャフン」
蓉子「でも、三女神とか、あるわよね。日本の神社でも三柱で祭られてるカミサマもあるし」
聖「いわゆる三女神か・・・アトロポスラキシスクロート?とか。ありましたねえ」
江利子「あっちは老婆だっていう話もあるじゃない。私はヴェルダンディがいいな、まさに押しかけ女房女神?みたいな」
蓉子「何の話をしてるのよ」
江利子「女神のようなワタシ」
聖「でも結局例えられたのはピプシロフォドン、と」
江利子「ギャフン」

聖「ジュンですわ」
江利子「チョーサクですわ」
蓉子「・・・・・や、やらないわよやらないわよ、そんなベタな展開!」
聖「蓉子。定番のお笑いを馬鹿にするものではないわ」
蓉子「べ、別に馬鹿にしてなんか・・・」
江利子「魏→蓉子、呉→私、蜀→聖・・・うーん」
聖「今度は三国志?」
蓉子「どうせなら桃園の義兄弟じゃないの?」
聖「劉備→蓉子、私→関羽、江利子→張飛・・・」
江利子「お酒でしくじりそうなのは聖の方じゃないの?それに劉備蓉子ってなんだかしっくりこないわ」
聖「ふむ」
江利子「どちらかというと聖→関羽、蓉子→曹操、で行ったほうが」
蓉子「あら。そのココロは?」
江利子「どうにも好きなんだけどなびいてもらえない」
聖&蓉子「「!?」」
江利子「萌えるわね」
聖&蓉子「「黙れ(なさい)黄忠!」」
江利子「・・・黄巾族って言われるかと思った」

蓉子「せめて。キャンディーズとかに例えられないのかしら」
聖「私、そんな古いのわかんないもの〜」
蓉子&江利子((かしまし娘の話題を持ち出したクセに・・・))
聖「ん〜、蓉子→ガイア江利子→マッシュ私→オルデガ?」
蓉子「嫌よそんな、三連星なんて!」
江利子「真っ先にやられる役なんて納得できないわ!」
聖(なんで付いて来られるのよ・・・)
蓉子「ええと・・・じゃあ、聖→高見沢・・・とか?」
聖「・・・蓉子→坂崎、になるわけ?」
江利子「あら、アルフィーね。確かに三人」
蓉子&聖「・・・・」
江利子「・・・ってことは」
蓉子&聖「「江利子→桜井」」
江利子「斬りぃっ!」
(桜井ファンの方に平伏)
聖「ああ、三匹が斬る!ね。由乃ちゃん、好きだって言ってたなあ」
蓉子「千石→聖、殿様→私」
聖&蓉子「「たこ→江利子。決定!!」」
江利子「ぴぎーーーっ!(のだめ風)山辺さん、私と結婚してください!」
・・・




おしまい


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